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愛のうた

 

Song of Love

 

 不当逮捕・勾留・取り調べを受け、60日間の完全断食を行なっていた夫・高木一行への愛の想いを綴った歌曲。

 広島在住ながら、大阪で勾留された夫との物理的な距離、そして、接見禁止命令(弁護士以外、誰とも面会できない、話もできない)という精神的距離が、私の心を粉々にし、まさに暗闇の中を彷徨っているようでした。

 そんな時、一筋の光が差し込むように現われた、『愛のうた』の歌詞とメロディー。

 芸術の女神からの贈りものが、苦しい時、つらい時に、私に与えられた歓びに、胸を振るわせながら創作し、歌ったのでした。

 そういえば、歌曲が現われる時、なぜかいつも、脱衣所(お風呂場の隣にあるタイル張りの小部屋)で着替えをしていることが多いのですが、その場所に、何か聖地とも共通するような磁場が存在しているのではないかと感じます。『我らは、歓喜と感謝に満たされる!!!』や『1万回の「愛してる」を、あなたへ』、『いのちの子守唄』が現われた時も、脱衣所にいたのです。これは単なる偶然でしょうか?

 以下に、『愛のうた』を聴いてくださったミーラさんの体験談ページより、抜粋します。

 

 ・・・・・

 

 わたしがはじめて「愛のうた」を耳にしたのは、大阪のどこかのイベントで流れていたのを聴いたときだ、と記憶しています。

 

 ちょうど高木先生が 白い道着姿で、龍宮道の術(わざ)を数々披露してくださっているときでした。

 

 先生や 先生のもとで長く学ぶ方々の道着のいでたちと言い、術も武術的な要素もあり、男性的な雰囲気なのに……

 

 バックで 女性的なヴォイスの<帰神ミュージック>が流れているのが、なんともギャップがあるように最初感じられました。

 

 高木先生は武術の達人であり、舞の名手であります。

 

 大阪のイベントで先生の舞を観て、感じたことがありました。

 

 裁判にかけられている状態の方とはとても思えない、明るさと潔さをあわせもち、いろんな術(わざ)を分かち合って下さる先生。

 

 先生が 途中で、舞を披露されたときのことを思い出します。

 

 

 颯爽と風をきるように舞う先生の姿をみながら、先生は歪んだシステム、集合体、国家や法律、裁判という世界を舞っているのだと。

 

 その舞っている先生の姿と「愛のうた」が自然と重なりあわされるのです。・・・・(つづく)

 

<参考ページ>

 『女神への捧げもの コラム10 愛のうた』

 作詞・作曲・編曲・演奏・歌/高木美佳

 愛があふれて こぼれそうな時
 あなたのために うたを歌うわ

 悲しみの涙も 苦しみの叫びも
 歓[よろこ]びに変わるうた

 愛のうたを歌おう
 あなたに届くように

 愛が遠くて 壊れそうな時 
 あなたのために うたを歌うの

 寂しさに負けそうな 眠れない夜にも
 口ずさむ愛のうた

 祈りこめて歌おう
 あなたを愛しているから

 愛のうたを歌おう
 あなたに届くように 

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